【調剤薬局の薬剤師・30歳】在宅医療を経験したくて転職し頑張っていたが、会社から住宅手当の廃止が決定し年収が減ってしまい、過酷な業務と下がる年収、評価が見合ってないと感じた。

【調剤薬局の薬剤師・30歳】在宅医療を経験したくて転職し頑張っていたが、会社から住宅手当の廃止が決定し年収が減ってしまい、過酷な業務と下がる年収、評価が見合ってないと感じた。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
30歳

【当時の職業】
調剤薬局の薬剤師。薬局が在宅医療の基幹薬局。

【当時の住まい】
賃貸マンションで独り暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し無職





【就職のきっかけと経緯】
その職場の前職(ドラッグストア)で外来やOTCの対応をするうちに、
「もっと患者に寄り添って、在宅医療ができる薬剤師になりたい」と思い、その職場に転職した。
外来や売り場だけでは患者背景が分かりづらい事が感じたため。

【環境と仕事内容】
薬局の勤務薬剤師として外来対応(調剤・鑑査・投薬)、施設に診察に来る医師の往診同行(週2回)、個人宅や施設の患者への配薬と服薬指導、麻薬・毒薬の在庫管理、注射薬の無菌調剤を行っていた。
店舗には薬剤師10名、調剤事務5名が在籍していた。
10時-19時の勤務、休みは平日1日と日・祝、年末年始6日間、夏休み(709月中に合計5日間になる様に有休を取る事ができる)。

【大変だった時期】
2年働いた頃、在宅医療に特に特化した在宅医療の基幹薬局の店舗に配属してから大変だった。




【大変だったこと】
店舗に薬剤師が10名もいるのに、各々が担当している施設・個人宅の患者の業務の共有が不十分のため、担当者の急な欠席が起こった場合、店舗にいるスタッフだけで円滑に業務が進まない事が多々あった。
共通のグループラインがあり、自分が平日休み(店舗は稼働しており、他のスタッフは出勤している)の場合にラインで休みの自分に質問が来たり、電話がきたりして気が休まらない。
ほぼ毎月30時間近く残業していた。
自分ではない他のスタッフのミスに対して、タイアップ施設のからのクレーム対応がしんどかった、自分もやるべき業務がありスケジュールが思い通りにいかず大きなストレスだった。
過酷な環境にも関わらず、社内で賃金の見直しがあり年収は上がらないむしろ下がる可能性があると知り、退職した。

【大変だった期間】
2021年からその職場で薬剤師が次々と退職してしまい、業務の負担は上がり今でも続いている。




【当時の心境】
自家用車を持っていたが、ガソリン代の高騰などで自家用車のみ交通費が出せないので自転車で通勤。
過酷な環境だったため、行きたくない・辞めたい・つらいとばかり思っていた。
奨学金を返済中のため、年収が減る事に対して生活面に不安があった。

【職場が大変だった原因】
薬剤師が同じ薬局に10名いる意味が感じられなかった。
個人宅の担当はともかく、往診同行する施設は全員が担当できる様に全員が1回は往診同行して施設の事を把握する体制をとるのが良いかと思った。
つまり、担当だけに責任を押し付ける体制が原因だと思う。
そうはなくスタッフみんなで業務を分担できる体制づくりが必要だと感じた。




【仕事で良かったこと】
患者や家族から感謝の言葉を頂いたとき。
往診同行の医師から、薬剤師さんがいると助かります、の言葉を頂いたとき。
スケジュール通りに配薬・投薬が進んだ時。
自分の意見が職場で通った時、それにより以前より改善したと感じた時。




【特にひどかった最悪の出来事】
引き継ぎした薬剤師スタッフのミスで、担当施設からお叱りを受け、直接謝罪に来てほしいといわれ、正社員がその時間自分しかおらず、抱えていたスケジュールを後回しにしてお叱りを受けに行った。
後回しにしたスケジュールを急いでこなさなくてはならなくなったが、結局大幅に遅れてしまった事。
謝罪したクレームに関しては、
直接聞き取りにいった自分が報告書をまとめる事になり、やらなくても良い業務に追われて、自分のやりたい事が何もできず、
大きなストレスを感じた時。
また、その報告書を提出したのにも関わらずまたもや自分の休日に「再確認」と言って、
ミスをした当人が出勤日にも関わらず、
自分に電話連絡がきた事が信じられなかった。


【相談した人・助けてくれた人】
頼れる人は社内・店舗内にはいなかった。
薬剤師・調剤事務ともに業務の過酷さに不満があったため、今後続けていけるだろうかとスタッフ間で相談をすぐ機会は多いように感じた。
無理してここにいる必要は無いと思うから転職しても良いんじゃない?と言葉をかけてくれた人がいた事がありがたかった。

【改善のための行動】
翌日のスケジュールをto doリストとして箇条書きにまとめた。
それにより、膨大な業務が整理されて効率よくスケジュールを組む事ができ業務をこなす事ができた。
賃金見直しについては意見書を提出する機会があり、提出したが受理されなかった。




【現在の状況と心境の変化】
業務が過酷なのに年収が下がる可能性があり、業務に対する賃金が見合ってないと感じてしまった、その思いが働く意欲を落とす要因となり、業務の効率が落ち、ミスが目立つ事が増えてきた。
また、配薬などで運転を長時間する事が多く運転中に眠気を催す事が増えて安全面でも心配になっていた
現在は転職活動をし、今年の4/1に中途で入社する予定。

【学んだこと】
一人一人の生活背景の違いやサポートする家族の思いを身近に感じる事ができた。
さまざまな疾患・薬の知識に触れる事ができた。



【当時の自分へのアドバイス】
退職の決意から実際に退職するにあたり、異動するという事も考慮しても良かったのではと感じた。
ただ漠然と働いているだけではなく、こういうライフスタイルの軸をしっかり決めて、それに近づける様自分からも提案していく事が重要。
また、副業などできるスキルを身につけて、薬剤師以外でもやっていける様に勉強していってほしい。