【調剤薬局の薬剤師】新卒で入社した薬局。バリバリのキャリアウーマンに人格否定されて病みかけた話。

【調剤薬局の薬剤師】新卒で入社した薬局。バリバリのキャリアウーマンに人格否定されて病みかけた話。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
24歳

【当時の職業】
調剤薬局で調剤、投薬をメインに業務をこなしていた。

【当時の住まい】
一人暮らしで、職場から徒歩5分くらいの賃貸アパートに暮らしていた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
地元の病院に就職予定だったが、採用試験に落ちてしまい、一人暮らしをしている家から近い薬局を選んだ。
地元に帰るまでのつなぎだと思って就職した。
就職した一番の理由は給料が高かったこと。
その他、新卒の研修システムが整っていたことや、実習生からの評判が良かったため選んだ。

【環境と仕事内容】
新卒で配属されたため、主な業務は調剤と投薬であった。
そのほかにも予製を作ったり、簡単な在宅に同行したりした。
基本は日勤で数か月に一度、地域薬局当番で夜勤が回ってくる。
眼科が門前にあったため、簡単な無菌調整を行うことがあった。
職員は自分を含めて薬剤師6人、事務は4人であった。
管理者は男性で、それ以外はみな女性だった。
給料は手取りで28万程度。

【大変だった時期】
新卒で配属された店舗で、周りがベテランばかりで自分の仕事の出来なさにストレスを抱えることが多かった。




【大変だったこと】
会社がちょうど変革期を迎えているところだった。
主に人材育成に力を入れ始めていたが、やり方は店舗に丸投げ状態で、マニュアルなどない状態だった。
私の指導係は管理者の男性であったが、エリアの中の店舗を兼任しており、あまり自店舗にいなかった。
そこで、店舗での勤務歴が長い40代女性が主に指導をしてくれた。
その女性は更年期に差し掛かっており、また家庭でのストレスが多いため、基本的に当たられることが多かった。
自分で納得できないことは質問したり、不安なところは確認を取ったりしていたが、そんなこともわからないのか、私たちの時代はこうだった〜などパワハラワードのテンプレートをよく聞かされた。
新卒が会社に提出する日報には、自分がいかに新卒教育に時間を使っているのかをこと細かに記載し、私への評価のフィードバックはほぼなかった。
自分で向上心を持って仕事をしないとつぶれる職場だなと思った。

【大変だった期間】
入社して1年くらいは続いたが、現在は店舗移動のためなくなっている。




【当時の心境】
6年制大学で社会に出るのが遅いので、事務員よりも社会知識がないのはしょうがないと思ったが、そこをねちねち言われることにすごく嫌悪感を抱いた。
ただ、大病院からキャリアを積んで転職された方だったので、仕事のやり方は参考にできた。
もし今後私が後輩育成に携わることがあれば、楽しんで仕事をしてもらえるような教育をしたいと思った。
また更年期障害は周囲にかなり迷惑をかけるので、自分は早めに予防、治療をしようと思った。
事務員は年齢が近い方ばかりのため、友達になれた。
たくさん愚痴を言いあったり、飲みにいくなど心の支えがあってよかった。

【職場が大変だった原因】
会社の変革期で、個人の仕事内容が多く処理できなかったことが原因だと思う。
今まで人材育成をしてこなかった人に、いきなり任せても成功する確率は低く、逆にメンタルを病んでやめる人もいるので、後進の指導は慎重に行うべきだと思った。




【仕事で良かったこと】
患者が多い環境で、投薬に慣れていろんな話ができるようになったとき、薬剤師は楽しいと感じた。
また、努力を上層部は見てくれており、会社のHPに掲載されたり、みんなが気にかけてくれた。
指導者以外は良い人達で周囲に恵まれていたと思う。




【特にひどかった最悪の出来事】
ピッキングをミスしたときに、人格やこれまでの人生を否定されたことがあった。
こんな簡単な数も計算できないのか、今まで6年も大学に行って何を勉強してきたのか、両親もきっと頭が悪いんだろうなど、周りの人が止めてくれなければもっと罵声を浴びせられていたと思う。
その当時、指導者は子供の受験で頭を悩ませており、またいつもの八つ当たりかとその時は気持ちの処理ができた。
しかし、自宅に帰ってからぐるぐると思いだすたびに、自分の罵声はまだ許せるが親の悪口までなぜ言われないといけないのかと頭にきた。
会社のパワハラ窓口に匿名で相談し、その後人事部が来て注意を受けていた。
その後いったんは八つ当たりが収まったが、しばらくすると再度罵声を浴びせられることが増えていった。
これは指導者の性格上仕方ないと思うようにしたが、メンタル的にしんどいものがあった。


【相談した人・助けてくれた人】
愚痴は普段から事務員に聞いてもらっていたので、そこまでため込むことはなかった。
だんだんエスカレートしてきたときは、管理者に相談し、人事部のパワハラ相談に行くよう指示された。
どんな対応を取るべきかを教えていただき助かった。

【改善のための行動】
調剤を失敗するたびに罵声が飛んでくるので、基本的にミスがないように確認を徹底した。
しかし時間がかかることも多く、今度は要領が悪いなどの注意を受けるため、そこは聞き流すようにしていた。
また自分がミスを少なくすることで周りにもミスができないような環境を作り、プレッシャーを与えた。




【現在の状況と心境の変化】
それから6年ほどたち、その間に別店舗で管理者として異動し勤務している。
仕事内容は充実しており、人員にも恵まれている。
自分が充実できているのは、最初の努力と周囲の協力があってこそだと思う。
もちろん薬剤師としての業務は増えて大変な仕事もあるがやりがいを感じることができる。
後進の指導も任され、自分が新卒の時に受けたストレスを受けないような、自分で考えて得意なことを延ばしてもらう指導方針を取るようにしている。

【学んだこと】
パワハラをしてくる人にも、何か裏の事情があって、それを汲み取ったうえでどう対応するかを学んだ。
また、困っているときは周囲に相談していいんだと再確認できた。



【当時の自分へのアドバイス】
ただ我慢するだけでなく、周囲にもう少し愚痴をこぼしていいし、相談も乗ってもらった方がいい。
一人で考えても、結局同じ考えをぐるぐるするだけ、またネガティブになるので、解決できない。
一人では限界があるので、早くほかの上司や本部に告げ口したほうがいい。
ただ、指導者も日常のストレスを抱えているから、言い返すときはもう少しかわいく言い返した方がいいかも。