薬剤師としてドラッグストアで勤務。正社員が少ないばかりに自分の負担が大きく・・・

薬剤師としてドラッグストアで勤務。正社員が少ないばかりに自分の負担が大きく・・・

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
25歳

【当時の職業】
ドラッグストアの調剤室で薬剤師として調剤業務をしていました

【当時の住まい】
会社の借り上げ社宅で一人暮らし。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
生まれたころから慣れ親しんだ地元で店舗展開しているドラッグストアで、身近に感じていたため就職先として考えるようになりました。
大学在学中にそのドラッグストアで実習をする機会があり、その時に人事の方と知り合って仕事内容や職場の雰囲気等を教えて頂き、就職を決めました。

【環境と仕事内容】
調剤室で主に調剤業務にあたっていました。
近隣の医療機関からの処方箋を受け付け、薬を用意し患者様にお渡し、薬についての説明をするというのが主な業務です。
それ以外に、ドラッグストアに市販薬を買いに来たお客様からの相談や質問にも対応していました。
店舗にもよりますが、一店舗当たりの常勤薬剤師数は3−5人程度でした。

【大変だった時期】
就職2年目で店舗異動になったとき。




【大変だったこと】
多くの医療機関からの処方箋を受け付けていたため、診療科目も多岐にわたっており、様々な薬を用意しなければなりませんでした。
薬の在庫は比較的豊富においている薬局でしたが、それでも在庫がなくて取り寄せになってしまい、患者様にお渡しするまでに時間がかかってしまうこともしばしばありました。
しかし、患者様の中には、薬の用意に時間がかかってしまうことに納得がいかず怒り出す方もおり、ひどい場合大きなクレームにつながってしまうこともあるため、その対応には苦慮することがありました。
また、様々な診療科目の薬を取り扱うため、患者様に説明するためには広い薬の知識が必要でした。
患者様の中にはかなり深い内容の質問をしてくる方もいるため、普段から薬の学習をするのが少し大変に感じました。

【大変だった期間】
就職3年目に再び店舗異動になるまで、1年ほど続きました。




【当時の心境】
業務は毎日大変でしたが、特に私の上長である調剤室の管理者が休みの日は、何かトラブルがあると正社員として自分が対応しなければならないため、会社に行くのが苦痛に感じることがありました。
しかし、職場の人間関係はよく、困っても助けてくれる方が多かったのでありがたかったです。

【職場が大変だった原因】
店舗のあった場所柄、お客様の特徴として気性のあらい方が多かったことが原因になっていたと思います。
また、正社員数が少なく一人にかかる責任が重かったことも原因になっていました。




【仕事で良かったこと】
いつも忙しそうで、対応するときに不機嫌な顔ばかりしていた患者様でも、毎回根気よく丁寧な対応を続けることで徐々に笑顔が増えていき、患者様の方からこちらに相談してくれることなどが増えると、やりがいを感じてうれしかったです。




【特にひどかった最悪の出来事】
店舗で使用するレセプトコンピュータのシステムが変更になったときに、スタッフ全員がなかなかその仕様に慣れることができず、受け付けた処方箋の入力や会計に時間がかかってしまうようになりました。
この時期は患者様が立て続きにいらっしゃると処理しきれずに何人も待合室にたまってしまう状態になり、長時間待たされることにイライラする方も増えて常にぴりついた空気感が漂っていました。
また、薬局の開局時間はレセプトコンピュータと患者様の対応にかかりきりになってしまい、普段は空き時間にやるはずの作業が進まず、閉店後に残業して作業を行うことになってしまいました。
そのためしばらく帰宅時間が22時ちかくなることが相次ぎ、自分の時間が全くない期間がしばらく続きました。


【相談した人・助けてくれた人】
レセプトコンピュータは自分のいた店舗だけでなくほかの店舗も仕様が変更になり、どこの店舗も似たような状況であったため、スタッフ同士で愚痴をこぼすことはありました。
ただ、愚痴をこぼしたところで応援要員などを呼べる状況ではなかったため、自分たちでどうにかするしかありませんでした。

【改善のための行動】
自分がレセプトコンピュータについて少しでも理解を深めれば業務を回すのに役立つのではないかと思い、休みの日に職場に行って新しいレセプトコンピュータを実際に触ることでシステムについて学び、処方箋入力の練習を繰り返しました。




【現在の状況と心境の変化】
あの大変だった時期から3年ほどが経過し、今現在は結婚を機に転職して別の調剤薬局で勤務しております。
当時の業務と類似している点もありますが、その時はやったことがなかった業務も新しく始めることができ、大変ではありますが毎日とても充実していると感じます。
あの時はあの時で仕事にやりがいを感じていましたが、今よりも残業が多く私生活が犠牲になることが多かったので、独身だったからこそできていたことだろうなと感じます。

【学んだこと】
職場で大変なことが起こっても、自分の努力で仕事についての理解を深めることができれば、乗り越えることができると学びました。



【当時の自分へのアドバイス】
新しいシステムになかなか慣れず、大変なことが続いても、あきらめずに努力を続ければいつかは乗り越えられるため頑張ってほしいです。
ただ、自分だけが犠牲になればよい、と抱え込もうとしてしまうと精神的に良くないので、周りのスタッフのことも信頼して協力を求めながら業務を進めると、業務の進行もはやくなり、またスタッフ同士の関係性も良くなると思います。